お金がないときにキャッシングできた喜びを忘れてはいけない理由

「どうしよう、次の給料日までお金がもたない…」と悩んだ経験はありませんか?最初はどこからお金を借りたらいいんだろう、審査に通るだろうか、もしどこも貸してくれなかったらどうしよう、と、後から後から不安ばかりが襲ってくるものです。

無事に審査が通り、お金の目処が立ったときの安堵感はホッとするというか、肩の荷が下りたような開放感というか、目の前がパァーッと明るくなったような感覚というか、表現し尽くせない喜びと感謝の気持ちに満ち溢れたものです。キャッシング経験のある方ならば、それぞれにこのときの気持ちは表現できるでしょう。

その感情が続いてきっちり返済していく分には、キャッシングは生活に役立つ非常に便利なシステムです。必要な分だけ借りて、短期間のうちにしっかり返す。とても単純で当たり前のことを書いているわけですが、これができなくなる人が多いのもよく知られていることです。では、なぜこの単純で当たり前のことができなくなるのでしょうか。

人間の感情や記憶はずっと一定ではありません。キャッシングで助かったという記憶も、時と共に薄れていきます。「あのときの不安を二度と味わうことがないように」と感情をコントロールできず、「これだけ借りれるから、まだ大丈夫だろう」とキャッシングの身近さの方が当たり前になってしまって、結果、借りなくてもいい借金をし、それを繰り返すことで首が回らなくなってしまうのが、キャッシング、特にカードローンの最大の問題点といえるでしょう。

「借りれることが当たり前」だろ思うことなく、「困ったときに助けてくれるありがたいサービス」であることを忘れないようにすれば、安易にキャッシングで借金を増やすことなく、正しい使い方をすることができるはずです。キャッシングをしなくても済む生活が当たり前。キャッシング=借金は困ったときに助けてもらう特別なサービスだということだけは忘れないようにしたいものですね。

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