学生をターゲットにしていた高利貸しのひまわりキャッシング

学生ローンのキャッシングというと、今でも存在しているのは東京の一部だけでしょう。大型の大学が近くになければ消費者金融としてもやっていけないので、どうしても東京が中心になってしまいます。今でも東京ではいくつかの学生ローンキャッシングが残っているくらいで、地方とはだいぶ事情が違っているようです。

その中でも昔は活動していた高利貸しのひまわりという名前のキャッシングが東京方面ではありました。ひまわりという名前はよくある名前ですが、学生ローンをしていたのはココくらいのものです。少し前まではかなり金利が高かったと言われていますが、その高かった金利を学生ローンでも利用していたのです。

もちろん学生ですから返済能力は一般の人達と同じ、というわけではありませんが、同じように数十万円の貸出をして、それを一般の人達と同じような金利を付けて学生の返済を迫るというのは高利貸しでしか考えられないでしょう。そんなひまわりでしたから、さすがに総量規制が造られてからというもの、廃業してしまったようです。

ひまわり以外にもこの業者は学生ローンキャッシングのひまわり、そしてレディースローンキャッシング、一般向けのキャッシングなどなど、いろいろな商品を用意していたようです。それらの他のキャッシングもひまわりと一緒になくなってしまったようです。結果的に高利貸しでしかやっていけないような内部体制だったのでしょう。

学生ローンが減ったことによって、学生にとってはやりにくくなっているはずなんですけれども、ひまわりが無くなったことによって損をしたであるとか、あまり良いことがないというような人はそこまで多くありません。おそらくひまわりは2番手3番手辺りの消費者金融という位置づけで使っていた人が多く、本気で使うのは他のカードローンといったところだったのでしょう。

消費者金融も非常に多くなっていますが、カードローンを利用するのであればキャッシングの条件をよく見たほうがいいでしょう。ひまわりのような高利貸しはほとんどなくなってしまっていますが、まだまだ学生を騙そうとしているところは多いですから。