正規のアトラスは沖縄の業者？その他の業者からのキャッシングに注意

アトラスと言う名前を聞いたことはありますか、ゲームで聞いたような気がすると言うような人もいるかもしれませんが、アトラスという名前は使いやすいのかどうか知りませんが社名にアトラスが入った会社というのが日本中に沢山あります。また貸金業に絞ってもアトラスと名乗るような業者の広告を見た人は大勢いるはずです。ところが現在アトラスを社名に使っている正規の貸金業者は沖縄に１社存在するのみです。したがってこれ以外の業者は正規とは言えません。

正規業者ではない場合とは

貸金業の正規業者は全て金融庁の管理下に置かれ、金融庁に登録しなければなりません。この登録されている業者が正規業者です。本来貸金業を行うためにはこの登録が必須なのですが、実際にはここに登録されていない貸金業者も日本全国合わせれば非常にたくさんあるのです。こういった業者は正規業者に対して闇金と呼ばれています。つまり闇金と言うのはその存在自体が違法な訳です。したがってどんなにうまい話であってもこういった業者を利用してはいけません。

闇金の手口

闇金の手口としては、以前は事務所を構えて営業している場合も多かったのですが、近年ではたとえば０９０金融と言うように携帯電話を利用したり、さらに良いツールとしてインターネットを利用したりするようになりました。特にインターネットの場合にはホームページさえ立派なものを用意すればあとは自宅の一室だけでも闇金の運営はできますので、巧妙な仕掛けをインターネット上に用意してカモが掛るのを待っているわけです。

名称を工夫する

まず考えられる仕掛けとしては名称を工夫することです。例えば日本人が好みそうな名称を付けます。アトラスなどは多くの企業で利用されているのを見ると、日本人好みの名前と言って良いでしょう。このほか他地域に実際にある正規業者の名前を利用する場合も有ります。この例でもアトラスは実際に沖縄にありますから利用される可能性が有ります。また過去に存在した比較的有名な消費者金融の名前を拝借する場合も有ります。名前だけで安心してしまう訳です。

最近よく使われる例

最近よく使われる例としては実際にある消費者金融のホームページの情報をそのままコピーして来ると言う方法が有ります。さすがに大手のものはそのままコピーしても内部的な仕掛けが複雑ですから利用するには限界が有りますが、中小のところは、内部的な仕掛けは大してありませんし、場合によっては情報だけで後は電話で連絡すると言うようなところも有りますから、例えばそっくりそのまま持ってきてこの電話番号だけを入れ替えて誘導するというような方法が使われます。

自己防衛するには

したがってそういう闇金の罠に嵌らない為に、消費者金融を利用する場合には自己防衛が必要になります。まずその業者が正規業者かどうかを調べます。これは金融庁のホームページからだれでも検索できるようになっています。ただし存在したからといって安心してはいけません。この金融庁の情報にはその業者が利用している営業用の電話番号も記載されていますので、利用しようと言う業者の連絡先電話番号がそこに入っているかどうかのチェックも必要です。