エリートキャッシング覚えてますか?日新信販からの連絡は要注意

エリートキャッシングと言う名前を聞いたことが無いでしょうか、あるいは日新信販(ニッシン)と言う会社を憶えていますか。エリートキャッシングはこの日新信販という消費者金融のキャッシングローンでしたが、日新信販は既に倒産してしまってありません。一世を風靡しましたので利用していた人も多いのではないでしょうか。ネット上の残存記事を読むとかなり悪どい事もやっていたようです。しかし最近でもこの無い筈の日新信販から電話が掛ってくることが有るのです。

エリートキャッシングの内容

エリートキャッシングは残存記事によると貸付金額が51万円以上100万円以下となっており、金利は年利21.9%で現在でいえば違法な高金利と言うことになります。延滞損害金に至っては29.2%という利率が適用されたそうです。この頃はそれでも融資を受ける人はいたのでしょう。当時融資を受け返済していた人は当然過払い金返還請求が出来る金利なのですが、倒産してしまっているので泣き寝入りと言うことなのでしょうか。

インターネット上の紹介記事

倒産したとはいえかなりの大手だったためか、現在でもインターネット上にはこの日新信販のエリートローンをはじめとするローンの紹介記事が残っています。さすがに日新信販へのリンクは切れているようですが、悪用されて倒産を知らない人が聞いたことが有る会社だからと安心して闇金サイトに誘導される可能性も有るため、記事は早目に削除してしまってほしいものです。こういう点がインターネットの欠点と言って良いでしょう。

何故か倒産した会社から電話が来る

普通は債権がどこかに渡りますから普通は無いのですが倒産した後、ローンの利用者が返済を中断してしまう場合が有ります。ところがずっと連絡もなくある日突然、日新信販を名乗ってローンの返済を迫ってくるような電話が掛ってくる事があるようです。この場合債権が渡った先の会社からと言うのであればまだ理解できるのですが、日新信販を名乗って来るのは不自然ですし、ケースによっては携帯電話が使われるような事も有るらしく、どうも信用できないもののようです。

落ち着いて対応しよう

もしそのような不審な電話が有ったら、まずは落ち着いて対応して、相手の情報を探りましょう。日新信販についても倒産したはずだがどういう事かという説明を求めて、相手の連絡先を確認して、さっさと警察に行って相談してください。もしかしたら債権者リストが裏社会の方に回ってしまっているかもしれませんので、不信が有ったら裏社会の専門家に任せれば良いのです。特に不審な所が掴めなくても、今になっての電話はそれだけでも不信ですから、公的機関に相談するようにしましょう。

日新信販だけではない

日新信販と似たようなケースはまだまだ有る筈です。特に貸金業法が改正になって当時の消費者金融の半分は消えてしまったと言われていますから、当時利用していて返済途中で有耶無耶になってしまったというようなケースも少ない数ではないでしょう。そういう人のところにある日突然電話が有り、利子を含めて莫大な金額が請求されると言うような可能性も無いとは言えません。そういう場合も慌てず騒がず落ち着いて対応することを忘れてはいけません。

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