在籍確認だけじゃない!?電話とキャッシングの密接な関係
キャッシングの利用において、欠かせないのが「電話」。申込み方法の1つであるだけではなく、「かける・かかってくる」取扱いを間違えると、とんでもないことになるかもしれませんよ?
・申込み手段としての「電話」
まず思い浮かぶのが、キャッシングを申し込むときの手段としての電話でしょう。多くの金融機関やサラ金、クレジットカード発行会社はフリーダイヤルを用意していますが、携帯電話からの場合は別番号で有料になったりする会社もありますので、電話をかける前によく確認しましょう。携帯から固定電話への通話料は一般的に21秒で10円。1分で約30円。オペレーターと5分会話したら150円ほどかかってしまいます。申込み手段で電話を使った場合のみ、即日融資という会社もありますので、急ぐ方は申し込みの流れも要チェックです。
・申込書に書く「電話」
申込書に書く内容の中に、電話番号は必須項目として挙げられています。これがなければ音信普通になってしまいますから当然ですよね(笑)。かつては固定電話を設置しているかがひとつの審査項目になっていたことがあります。固定電話を持っていることが、その場に定住していることへの評価になっていたわけですね。今でもその傾向はありますが、1人1台携帯電話を持つ時代なので、その重要性も薄れつつあります。実際、NTTの発表によれば固定電話は減少が続いているとのこと(IP電話などは緩やかに増加している)。節約のために固定電話を持たない世帯が多いということですね。
・審査での「電話」
携帯電話の支払いは要注意です。滞納、延納によって思わぬ瑕(きず)をクレジットヒストリーに残してしまうかもしれません。この瑕が元で、新たなキャッシングで審査落ちになったり、住宅ローンやマイカーローンなどは特に厳しくなりますから、本当に要注意です。
・その他の「電話」
支払いに遅れそうなときには必ずこちらから電話をしましょう。1日くらいいいか、は厳禁です。遅れるときには「いつ入金できるか」をしっかり伝えて、相手方に誠意を見せなければいけません。また、相手方からかかってくる督促の電話には必ず応対しましょう。忙しくて出られなかったときには折り返しの電話を欠かさずに。もし放っておくと、携帯から自宅、自宅から勤務先へと連絡先が変わっていきますよ。また、住所や勤務先、結婚などで状況が変わったときの連絡も忘れずに行いたいものです。