なりすましが可能!?キャッシングの必要書類、管理は気をつけて!

インターネットが普及してきてよく耳にするようになった言葉の中に「なりすまし」があります。自分ではない赤の他人が自分を名乗っていろいろなことをする、そういった行為をなりすましと言っていますね。なりすましなんて簡単に出来るものではないと思うかもしれませんが、油断してはいけません。意外と簡単になりすましが出来てしまう可能性があるんですよ。

なりすましで困ることの中に、まったく知らないところで自分がキャッシングを利用したことになっている、借金してしまっていることがあります。キャッシングの申し込みに必要なのは身分証明書と所得証明書ですが、所得証明書については50万円、100万円などある程度まとまったキャッシング限度額の申し込みじゃなければ不要としているところも多いんです。つまり、身分証明書だけでキャッシングが申し込めてしまうんですね。

身分証明書も運転免許証やパスポートなど顔写真が入っているものであれば簡単にはなりすませないのですが、健康保険証だけでも大丈夫な場合があるんです。健康保険証だと顔写真がありませんし、本人かどうか一目で分かるようなものではないのでなりすましに使われてしまう危険があるんですね。

なりすましされて勝手にキャッシングされても、返済の督促がくるまで気づかないかと思います。不正利用に気づいたときには、すでにいくらか借金を背負っている状態です。自分ではないことを証明するというのは大変ですし、弁護士、警察にもお世話になることでしょう。時間と労力、そして経費もかかってしまいますから、身分証明書の管理には普段から十分に気を付けておくべきです。万が一紛失に気づいたときは、速やかに紛失届けを出すなどして自衛するようにしましょう。

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