素朴な疑問、クレジットとキャッシングってどう違う?

日本人口を上回る量のクレジットカードが発行されている現在ですが、クレジットカードの使い方に関して十分な教育がなされているとはいえないのが今日の状況です。学校教育などではそうした実際的な対処方法などに関してはなにも教えず、社会に出ていく若者たちは痛い思いをしてはじめてその利用方法について教訓を得るのです。しかし、一番いいのは前もって、クレジットとは一体何なのか?あるいはクレジットカードに付帯しているキャッシングとは一体なんなのかを把握しておくことです。以下、すこしご説明しましょう。

まず、クレジットとは「信用」を意味しますが、クレジットカードの基本となっているこの機能は、クレジットカード会社のカード利用者に対する信用を基礎としています。まず、クレジットカード会社は利用が信用に値するかを審査し、利用することができる限度額を決めます。それは主に相手の収入や家族構成などを基礎資料として審査されます。カード利用者はクレジットカードによって本来は手元にお金がないので買い物ができないはずなのですが、クレジットカード会社から信用してもらえているので、立替払いしてもらい、あとでクレジットカード会社に返済するという形をとります。

これに対して、キャッシングとは、平たく言えば借金のことです。そして、借金をするには当然金利がかかります。クレジットカードを利用して借金する場合は通常年率18%ほどの金利がかかります。キャッシングとクレジットカードの利用による返済は一般的にリボ払いで行われます。

若い皆さんは、こうした基礎知識を正確に理解し、クレジットカードを利用するようにしてください。

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