フリーターのキャッシングは勧められない!借りる場合の注意点とは

バブル崩壊から始まる大不況とデフレ経済のせいで、日本の雇用も年功序列が崩れ、大きく変化することになりました。こうした中で若年層を中心の定職に就かない人も増えています。このような状況の中で市民権を得てきた言葉にフリーターと言うものが有ります。フリーターは本来はフリーアルバイターの省略形ですので、まったく仕事をしていないと言う訳ではなく、生活をして行ける程度にアルバイトをしている人たちを指す言葉です。

フリーターもお金が必要

こういう生活をしている場合多くは生活していくのがぎりぎりですから、病気になったり、何か通常は起こらないようなことが有るとたちまちお金が足りなくなってしまいます。普通はそういった場合、カードローンなどのキャッシングを利用して凌ぐことになりますが、このキャッシングを利用する為にはフリーターには超えなければならない大きな壁が2つ存在します。第1の壁は申込に当たっての審査、第2の壁は返済です。どちらもフリーターにとってはかなりの難関です。

フリーターは審査に通るのか

まずカードローンを申込む場合前提になるのが安定収入です。正社員の場合にはこの点問題にされることはまずありませんが、パートやアルバイトと言うことになるとかなり難しくなっています。それでも長期に安定して勤めているのであれば評価はされるのですが、フリーターの場合にはその場しのぎでアルバイト先を選んでいる人もいる為、なかなか難しいと言って良いでしょう。職場を転々としているのであれば、年収を示す確定申告書の写しなどと直近2か月分程度の給与明細を用意しましょう。

返済していけるか

何とか審査に通ったとしてキャッシングを利用したとしても、キャッシングは借りたものですから返さなければなりません。それまでの生活を考えてみてください。収入ギリギリの生活だったのではないでしょうか。そういう中からカードローンの返済が行えるのでしょうか。もっとアルバイトを増やすのか、生活を切り詰めるかのどちらかということになってしまいます。ですからこの問題をクリアできないうちはキャッシングを利用してはいけないのです。

先ずは生活の見直しから

どうしても返済の目途が立たない場合には生活を見直すことから始めましょう。無駄を徹底的に洗い出すのです。たとえばフリーターでお金が無いと言っている割には高級車に乗っていたり、携帯電話の利用料が何万円もかかっていたりする場合がかなりあります。そういうところを見直すだけでも返済を行うだけのお金を見つけることはできるのではないでしょうか。借りる前に何処を節約するか考えておきましょう。お金が稼げるようになったら好きな事をすればよいのです。

これ以上節約はできない場合

節約できるところはしてしまっている場合、それでも生活していくために返済が有ってはお金が足りないと言うのであれば、キャッシングを利用するのではなくて生活保護を申請する状態だと思います。暫く生活保護を支給してもらってその間に生活を立て直すことを考えましょう。フリーターをしている経緯は分かりませんが、それでもハローワークに通えば若い人には仕事は見つけられるはずです。一時生活保護を貰って、フリーター卒業を目指してはいかがでしょうか。

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