中小もネット参入!福岡サラ金・エクセルのキャッシング利用方法
表計算ソフトの名前として有名な「Excel(エクセル)」。日本語で「優れる」とか「卓越した」という意味のこの言葉を企業名としているところも多く、貸金業者も5社が「エクセル」という言葉を使用しています。
その5社のうち、今回取り上げるのは福岡で複数店舗を構えている「株式会社エクセル」です。1つの県で営業しているという意味で中小規模の消費者金融であるといえますが、この会社を取り上げたのはインターネットを積極的に利用している点と、その契約・利用方法の点をご紹介するため。
中小規模の消費者金融で、インターネットの公式サイトと立ち上げている会社はそう多くはなく、その中でも商品概要の説明から申込みフォーム、さらに会員専用ページを設けているところとなると、さらに少なくなっていきます。エクセルではこれらの諸項目に対応するページを作っており、スムーズな融資を受けられることを積極的にアピールしています。特に電話での申込みに対しては30分で審査結果を回答すると明記していることから、急ぎの融資を望む方向けのアピールポイントとしては高く評価できます。
さすがに大手が展開しているカード発行タイプのローンとはいきませんが、採用している契約は証書型の『極度額方式包括契約』というあまり聞きなれない方式で、融資限度額内なら何度でも利用が可能な契約と言い換えることができます。証書型の契約というのは、例えば「10万円貸します、借ります」という借用証書を作ったら10万円を借りることになり、返済中に5万円必要になったときは改めて「5万円貸します、借ります」と証書を作成しなければいけません。その都度書類の取り交わしや印紙代がかかるなど、コストや手間もかかる方式なのですが、エクセルのように「極度額方式包括契約」になると「極度額内ならばその都度契約をしなくても最初の契約でひっくるめて(包括して)取り扱いましょう」という契約として、余計な書類やコストをかけずに借りることができるわけです。
カードローンのような大きなシステムを構築できない中小の消費者金融にとって、ネットをどれだけ有効的に活用して集客できるかは今後の生き残りをかけた大きな課題といえるでしょう。その中でエクセルの取り組みは同業他社が参考にできるもではないでしょうか。