破産者でも利用できる正規のキャッシング会社はある!?

破産者はいろいろな制約を受けることになります。土地や住宅などの資産を失うことになりますし、自己破産後一定期間は特定の職業に就くことが出来なくなってしまうんです。この特定の職業というのは弁護士や税理士、宅建取引主任者、警備員、旅行業務取扱管理者などですから、大半の人は影響がないかもしれません。公務員や医師、教員はその職を制限されることはありませんし、同僚に知られる心配もありませんから不安に感じることは無いでしょう。

ですが、自己破産をすることで破産者が受ける制約はこれだけではありません。自己破産をすると金融機関やキャッシング会社を利用したいと申し込みをしても審査に通らないと言われているんですね。これは、個人信用情報に自己破産をしてしまったことが登録されてしまうためで、返済できなくなってしまった人にお金を貸すというのはリスクが高いと判断されてしまうのです。ですが、自己破産をした人にはお金を貸してはいけないということが決まっているわけではありません。融資するかどうかは金融機関、キャッシング会社の判断になります。ですが、融資してくれるからと言われてすぐに飛びついてはいけません。

破産者に対しても必ず融資します!といったキャッシング会社は避けるようにしましょう。悪質なキャッシング会社で違法な金利を設定し強引に取り立てるといったこともあり得るんです。しかし、破産者に対して融資をしてくれるキャッシング会社が全て悪という事でもありません。正規のキャッシング業者で破産者に融資をしてくれるところもあるのです。そういうキャッシング会社を探すのであれば、大手よりも中小の会社を探すようにしましょう。破産者でも利用できるという評判、口コミがあればそのキャッシング会社が正規の会社かどうかを調べればよいのです。正規の会社か知る一番の方法は貸金業者の登録リストをチェックするというものです。

正規のキャッシング業者は必ず登録されていますのでここに名前があれば安心です。名前が無かった場合は違法業者ですので利用してはいけません。もし名前があったとしても、住所や電話番号まで確認するようにしましょう。稀に、登録番号だけ勝手に使用している会社もあります。破産者が個人信用情報に登録される期間は5~7年です。この期間を経過すれば情報は削除されますので、どうしても自己破産経験が審査に不利になるようであれば、この期間経過後に申し込むようにすると良いでしょう。

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